関数とは
命令文が増えてきて、プログラムが長くなってくると、プログラム全体が分かりにくくなる。これを避けるために関数を定義して活用する。あらかじめ命令の内容をまとめておくことで、プログラム全体を見やすくなるしエラーも見つけやすくなる。
関数とは
- 命令文に名前をつけたもの
- main関数は特別な関数
main関数の中に命令を記述してきたが、複数の命令文や複雑な命令文ではプログラムが分かりにくくなる。そこで命令分だけ別にして管理すると分かりやすくなる。関数はmain関数の前に定義する。
あらかじめ関数を定義
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main関数を使って本体を作る
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本体の中に関数を埋め込む
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プログラムを実行する
三角形の面積を計算する
一例として三角形の面積を計算するプログラムを書いてみた。
1行目...任意のファイルを呼び出す(入出力系の関数を使う)
3行目...tri_areaという関数の定義をしている。実数の変数で値を受け取る。base(底辺)とheight(高さ)の2つの変数をカンマで区切って表している。
5行目...return * base * height * 1 / 2 ; 命令文 底辺x高さx1/2
8行目...main関数。ここからプログラムが実行される
10行目... double d = tri_area(5 , 4); 関数tri_areaを実行してその結果をdに代入している。base(底辺)は5、height(高さ)は4を指定している。結果をdouble dとして11行目のprintf関数が冗長にならないようにしている。
11行目...printf関数。計算結果を表示させている。
もちろんキーボードから数値を入力させることは可能だ。その場合はscanf関数を使ってプログラムを記入することになる。今回は関数の説明なのでscanf関数は使用しなかった。以前の記事でも関数について書いたのだが、学習することがまだまだ沢山ある。
今回の例は適切でないかもしれないが、関数について少しは理解できた。先はまだまだ長いが頑張りたい。今回はここまで。